アクセスカウンタ
お知らせ
プロフィール
流離いのCSO
平田義信

2009年06月08日

川北秀人氏、NPOを語る。

 6月のCSOサポーターの研修が6月8日に開催され、この業界でこの人の名前を知らないのはモグリだと言われている超有名な方が講師でした。IIHOE[人と組織と地球のための国際研究所]代表者の川北秀人氏です。
 私は以前一度だけお会いした事があったのですが、その頭の回転の速さに圧倒されたのを覚えています。

川北秀人氏、NPOを語る。
川北秀人氏、NPOを語る。

 今回は6月6日の「第27回全国民間ボランティア市民活動推進者企画戦略会議」の分科会B「協働化テストから見えてきたもの」に、助言者として参加するために佐賀にいらっしゃっていました。そのついでに私達新米市民活動指導者のために講師して、NPO支援の何たるかを分かり易く講話して下さいました。
 他のCSOサポーターのメンバーもブログに書いていますので細かい内容は省いて、私が特に印象に残った事をレポートします。

川北秀人氏、NPOを語る。

 NPOという言葉自体は欧米から導入されら物だろうが、その考え方1898年(明治31年)に施行された旧民法34条に既に謳われて事には驚いた。それなのに日本の市民活動に認識は単なるボランティアの域を出ていない。まだまだ市民活動が行政や企業と協働して社会を変える力を持つには時間が掛るだろうなと感じた。
 しかし、現在の世界的な経済危機や環境・食料・エネルギー問題等は既存の手法では解決できない事を世界中の人たちが気付き始めている。こう言った時期だからこそ、市民活動が大きなパラダイムシフト起こせる千載一遇のチャンスなのかも知れない。

川北秀人氏、NPOを語る。

 実際の現場に置いてはNPOの情報収集が重要なことのこと。それも表面的な情報では無く、より深く団体の問題点をカルテ化する事が大事だと仰いました。成るほどその通りです。表面的には問題の無い様に見える団体も、内部に深刻な問題を抱えているものです。その原因を分からないと、間違った対応をしていまい効果が見込めません。
 そうして、そう言った症例に対して対処法を用意しておくのが大事だ。トリアージ的な物を用意しておけとの事です。

川北秀人氏、NPOを語る。

 んー、「言うは易し行なうは難し」ですね。でも川北先生のレベルに達するのは到底無理でも、その20%でも30%のレベルにで成らないと、私達CSOサポーターの仕事を遂行する事は難しいのは確かです。
フゥ(o´Å`)=з

@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@

 研修の後に3っつの団体の事業発表を行われました。発表の後、川北先生が各団体をカウンセリングする形式です。
 またもや驚くです。川北先生の頭の中にはトリアージが入っていて、それぞれに的確な治療法を指導されていました。
 凄いですね!

佐賀県学童保育支援センター
川北秀人氏、NPOを語る。
川北秀人氏、NPOを語る。

子育てひろば さんさん
川北秀人氏、NPOを語る。
川北秀人氏、NPOを語る。

「元気塾」親の会
川北秀人氏、NPOを語る。
川北秀人氏、NPOを語る。


※CSOとは:Civil Society Organizations(市民社会組織)の略で、NPO法人、市民活動・ボランティア団体に限らず、婦人会、老人会、PTAといった組織・団体も含めて「CSO」と呼称しています。

平田義信
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。
平田義信