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流離いのCSO
平田義信

2009年07月20日

港町の風情を残せ!

 一昨日、「呼子町文化連盟」総会にお邪魔しました。

 総会の議長を務められている、会長の内田泰久氏(呼謡会)
港町の風情を残せ!

 文化連盟とはその名の示す通り、文化活動を通じて社会貢献を行うCSOです。学術系の団体や都道府県単位の団体がよく目に着きますが、小さな地域単位の団体も全国に存在します。
 佐賀県内でも旧自治体単位で存在していました。現在は市町村合併等で統合されたり、統合までされていなくても協議会制を取ったりしています。

 Googleで「文化連盟」と検索したところ、「呼子町文化連盟」のサイトは何と2番目にヒットしました。以外に有名な様ですね。

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 総会終了後、「まちづくり活動支援事業成果報告」が行われました。この事業は唐津市と呼子町文化連盟が佐賀県の支援も受けて実施した事業です。

 事業成果報告をされる、事務局長の八幡崇経氏(呼子鯨組)
港町の風情を残せ!

 呼子に現在でも残る古い町並みを、九州大学や佐賀大学と共同研究した調査内容は素晴らしいものでした。

呼 子 港 町
唐津市呼子伝統的町並み調査報告
港町の風情を残せ!


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 最後に「鯨が結ぶ人の縁(えにし)」と題して講演会が行われました。講師は門司在住の松永武氏です。

 松永氏は、親子2代で集めた資料を自宅で松永文庫として公開。今秋11月には、市へ寄贈した映画資料により門司港レトロ地区に市立の映画資料館が開設されます。呼子と映画の話をはじめ、捕鯨の町下関との結びつきについてのお話です。

港町の風情を残せ!

 松永氏の門司港は近代捕鯨基地だが、呼子は鯨捕りの町で兄貴分だ、お互いは連携して町づくりが出来る。鯨をテーマに映画の上映会を行い、それに若い力を呼び込んではどうか言うご意見には、呼子の新たな可能性を感じました。

 講師の松永武氏
港町の風情を残せ!

 1951年年に呼子で撮影された「海の花火」の出演者が使ったパラソル。1962年に呼子で撮影された「鯨神」の出演者が使ったパラソル。
 出演者のサインや戯れ歌が書かれていて、貴重な資料。
港町の風情を残せ!
港町の風情を残せ!

 余談ですが、1962年は私の生まれた年です。その年に近場で映画撮影が行われていたと知り、興味深かったですね。
 また後で調べて分かったのですが、この映画の特撮監督が的場徹であったことを知り驚きました。的場徹と言えば私が小さい頃、目を食い入る様に見ていたウルトラマンシリーズの特撮監督だったからです。世の中は広い様で狭いですね。
※訂正があります。パラソルの件の映画が「鯨神」になっていましたが、正しくは「海の花火」です。訂正してお詫びします。


※CSOとは:Civil Society Organizations(市民社会組織)の略で、NPO法人、市民活動・ボランティア団体に限らず、婦人会、老人会、PTAといった組織・団体も含めて「CSO」と呼称しています。

平田義信
Posted by 流離いのCSO at 12:56│Comments(0)平田の呟き…
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平田義信