2009年11月14日
若き情熱と現実の壁
2007年11月7日(土)のCSOサポーター研修、いつもながら目いっぱいです。
◎会計:実践NPOの会計・税務
今回はNPO会計と企業会計との一番の違いがテーマでした。
それは「資金の範囲」と言う言葉です。
企業会計のプロでも、この言葉には戸惑われるそうです。
逆にこの言葉の概念さえ理解できれば、NPO会計の肝はつかめてと言えるそうです。
企業は基本的に単年度決算です。
収入と支出、資金と負債だけを考えればよいでしょう。
しかしNPOの事業資金は、補助金や助成金によって運営されるます。
補助金や助成金は満額一括で支払われる事はありません。
分割して支払われ、多年度に渡ることもしばしばです。
企業ならばその分を銀行等から借り入れが出来ますが、NPOでは銀行からの借り入れは難しいものです。
その結果、現金の流れ常に把握しておく必要があります。
それは行政や企業財団、寄付者に対しての説明のためにも必要な作業です。
もの凄く難しい内容で、一度聞いただけでは理解できそうにありませんね。
◎人事労務:ウサギもカメもよくわかるNPOの労務
労働者とは、以下の条件を総合的に判断されます。
ボランティアは金銭的な対価なく、法的義務付けなく、当人の家庭以外のために提供される活動です。
ですから、基本的にボランティアは労働基準法の適用外です。
NPOの労働形態として、以下が考えられます。
有償ボランティアでも謝礼が多いと労働者とみなされる可能性があります。
また労働時間の定義も曖昧なので、判断が難しいようです。
要するにグレーゾーンは労働者とみなされる可能性が大きいので、注意する必要があると言うことのようです。
◎社会起業家支援サミット
今回は特別ゲストとして、佐賀県で「社会起業家支援サミット」開催しようとする大学生が協力のお願いにきました。
初々しい情熱が眩しく感じられましたが、情熱だけでイベントが成功しません。
CSOサポーターから、厳しい指摘が出ていました。
今回の経験は、彼女に取って大きな勉強になことでしょう。
◎ICT利活用(メールの作法)
普段は何気なく書いているメール。
しかし正式な作法を聞くと、結構マナーに外れた事をやっていました。
今後は注意したいといけないと、感じた次第です。
◎ICT利活用セミナー講師養成講座
今回は4分野に分かれて、最後の成果発表のための基本計画を練りました。
それぞれ持ち時間は90分。
中々どうして、まとまらないものです。
しかし、次回11月28日までに、8割方仕上げよとの厳しいお達しです。
大変だー!
■9:00~9:15
朝礼
■9:15~10:45
会計:実践NPOの会計・税務
(15分の休憩)
■11:00~12:30
人事労務:ウサギもカメもよくわかるNPOの労務
(1時間の昼休憩)
■13:30~15:30
ICT利活用(メールの作法)
市民活動プラザ講座参加
■16:00~18:00
ICT利活用セミナー講師養成講座
(グループワーク)
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◎会計:実践NPOの会計・税務
今回はNPO会計と企業会計との一番の違いがテーマでした。
それは「資金の範囲」と言う言葉です。
企業会計のプロでも、この言葉には戸惑われるそうです。
逆にこの言葉の概念さえ理解できれば、NPO会計の肝はつかめてと言えるそうです。
企業は基本的に単年度決算です。
収入と支出、資金と負債だけを考えればよいでしょう。
しかしNPOの事業資金は、補助金や助成金によって運営されるます。
補助金や助成金は満額一括で支払われる事はありません。
分割して支払われ、多年度に渡ることもしばしばです。
企業ならばその分を銀行等から借り入れが出来ますが、NPOでは銀行からの借り入れは難しいものです。
その結果、現金の流れ常に把握しておく必要があります。
それは行政や企業財団、寄付者に対しての説明のためにも必要な作業です。
もの凄く難しい内容で、一度聞いただけでは理解できそうにありませんね。
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◎人事労務:ウサギもカメもよくわかるNPOの労務
労働者とは、以下の条件を総合的に判断されます。
1、指揮命令の有無と内容
2、報酬の性格と額
3、仕事の依頼、業務指示等に対する諾否の自由の有無
4、時間的拘束性、及び場所的拘束性の有無や程度
ボランティアは金銭的な対価なく、法的義務付けなく、当人の家庭以外のために提供される活動です。
ですから、基本的にボランティアは労働基準法の適用外です。
NPOの労働形態として、以下が考えられます。
・無償ボランティア
・実費弁償的ボランティア
・有償ボランティア
有償ボランティアでも謝礼が多いと労働者とみなされる可能性があります。
また労働時間の定義も曖昧なので、判断が難しいようです。
要するにグレーゾーンは労働者とみなされる可能性が大きいので、注意する必要があると言うことのようです。
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◎社会起業家支援サミット
今回は特別ゲストとして、佐賀県で「社会起業家支援サミット」開催しようとする大学生が協力のお願いにきました。
初々しい情熱が眩しく感じられましたが、情熱だけでイベントが成功しません。
CSOサポーターから、厳しい指摘が出ていました。
今回の経験は、彼女に取って大きな勉強になことでしょう。
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◎ICT利活用(メールの作法)
普段は何気なく書いているメール。
しかし正式な作法を聞くと、結構マナーに外れた事をやっていました。
今後は注意したいといけないと、感じた次第です。
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◎ICT利活用セミナー講師養成講座
今回は4分野に分かれて、最後の成果発表のための基本計画を練りました。
PR文書の作り方講座(イベントチラシ、報告レポート)
PR文書の作り方講座(プレスリリース、Webページ)
イベント運営段取り講座
アンケート活用講座
それぞれ持ち時間は90分。
中々どうして、まとまらないものです。
しかし、次回11月28日までに、8割方仕上げよとの厳しいお達しです。
大変だー!
※CSOとは:Civil Society Organizations(市民社会組織)の略で、NPO法人、市民活動・ボランティア団体に限らず、婦人会、老人会、PTAといった組織・団体も含めて「CSO」と呼称しています。
平田義信
平田義信
Posted by 流離いのCSO at 23:35│Comments(0)
│CSOサポーター研修