2010年06月24日
物語に人は集まる
ところでファシリテーター講座は4回行われる予定です。
講座の目標は「地域の課題を、経済の視点を入れて解決する方法論を学ぶ」です。
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第1回<終了>これから学びたいなぁと思っていること。(5月25日終了)
◎地域を巻き込むネットワークの作り方
◎地域資源はどうほりおこすか?
◎地域づくりの自分のポジション
◎地域で仕事をつくるには?
※前回の気付き。
・「課題解決」とは住民に向かって言わないこと。それは行政の都合。
・住民が楽しい!と思うことをする。それが結果的に課題解決になればいい。
・住民と行政の間に入って、言葉の翻訳をする。それが中間支援の役割。
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今回6月22日は以下の内容で講座が行われました。
第2回 今の時代、まちづくりを取り巻いている現実を客観視する。(6月22日)
☆近況報告バズセッション
☆まちづくりって一体何?(ワールカフェ)
☆地域で何が起こっているのか?(ワールドカフェを基点としたレクチャー)
☆地域共生型起業の事例づくし
☆事例から見る地域共生型起業の10か条
☆津屋崎で起こり始めていること
セッションの結果は以下です。
前半のセッションでは、短い間でしたがよく客観視出来ているとお褒めの言葉でした。
その後に山口さんが、津屋崎で事例を紹介。
住民にやる気を起こさせる仕組みのヒントが、盛り沢山で勉強になりました。
特に「物語に人は集まる」その通りだと感じました。
私達CSOサポーターは、地域の中で物語の仕掛け人でなければならないと実感した次第です。
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山口さんのまとめとして「地域共生型起業」10か条は以下です。
地域共生型起業10か条
◎課題解決から未来志向ヘ!
課題解決型のグループ〈ネガティブコミュ二ティ〉は、活動が長期化していくと、メンバーが徐々に疲れてきて、参加者がやめていくのを必死に繋ぎ止める‥などの状況が生まれてくるケースが多く有ります。
愉しいアイディア、愉しい企画には人は面白がって積極的に係わりたくなるもの。「こんな未来になるといいね!」という事を常に笑顔で語り合いましょう。
◎「好きなこと」X「社会にいい事」
愉しいことだけをやっているとお金は出て行くばかり。「社会にいい事」をちょっと加えると、お金が入ってくる可能性がグーンと広がります。
◎物語に人は集まる。
グループで何をやっているか、という事に加え、なぜグループになったのかという物語に人は心惹かれます。
◎やり続けなくてはいけないという呪縛を解く。
一度、やり始めたら最後、後には引けない・・・こんな風に思っていませんか?やりたくないという気持ちでやっていると必ず傍からも分かってしまうもの。そんな時は無理にやり続ける必要は無いのです。新しい何かを見つけましょう。
◎新しい発想は掛け算から生まれる!
グループ内部だけでプチ起業の話をしても、なかなか発想が広がらないものです。全く違う活動をしているグループや、価値観の違う人とも積極的に話をしましょう。「ごく普通の事」X 「ごく普通の事」で新しい取り組みが生まれる!
◎1つのスーパーアイディアのために100は捨ててもいい!
活動を続けて行くうちに、最初に思っていたことよりももっと愉しいことが見つかってしまった時。そんな時は迷わず、新しい活動にシフトしちゃいましょう。
◎出来ることはしてあげる。できないことはしてもらう!
グループ活動は、「得意」が偏っている事が多くあります。足りない・・と思う技量は何でしょう?足りない技量は手伝ってちらえばよいのです。グループの中で全てを完結させなくたっていい!
◎みんなを喜ばせなくてもいい!
あなだがやりたいことは、誰のためにやることでしょう?「みんなのため」という曖昧な対象では、具体的アイディアにたどり着けず、誰も喜ばないものになってしまいます。
みんなを喜|ませるなんて無理はせず、たった一人を泣いて喜ばせるにはどうするかを考えれば、おのずと具体的にやるべきことが見えてきます!
◎お金を貰うことは悪いことじゃない!
せっかく良い事をやっていても、お金を貰うのは申し訳ないって思っていませんか?いいえ、お金は感謝の気持ちとして払ってくれるのです。
いい事をしてお金を貰うのは悪いことじゃな!大切なのは貰ったお金の使い方。そこさえきちんとしていれば、大丈夫!
◎やってみなくちゃ分からない!
本当に新しい取り組みが出来るんだろうか・・。そんな不安は必要ありません。まずはやってみればいいんです。上手く行かなかったら、もっと良いアイディアが浮かぶかもしれない。3度やっても上手く行かないなら、止めればいい!
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今後の予定は以下です。
第3回 地域と共生する経済の作り方。
☆地域資源の掘り起こし方
☆地域を巻き込むネットワークの作り方
☆地域共生型起業の10か条復習
☆自分の地域でやってみたいモデルを作る。
☆さあ、実践。
第4回 手を繋ぎあう。そして未来ヘ。
☆実践してみたことを共有しあう。
☆更に良いアイディアを出す。
☆さあ‘また実践。
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研修の最後に小城のCSOサポーター通称メイラクさんに還暦祝いをプレゼント。
赤いポロシャツと、バックです。
ご本人早速身に着けてご満悦です。
ここまで喜んでもらうと、贈った方もご満悦。
※CSOとは:Civil Society Organizations(市民社会組織)の略で、NPO法人、市民活動・ボランティア団体に限らず、婦人会、老人会、PTAといった組織・団体も含めて「CSO」と呼称しています。
平田義信
平田義信
Posted by 流離いのCSO at 22:02│Comments(2)
│CSOサポーター研修
この記事へのコメント
メイラクさん、素敵に写ってます!
お洋服・笑顔・立ち姿・カメラすべてよしっ!
お洋服・笑顔・立ち姿・カメラすべてよしっ!
Posted by koto at 2010年06月25日 13:47
>kotoさん
お似合いですよね。
お似合いですよね。
Posted by 呼子お助け at 2010年06月25日 15:00