2010年08月07日
武雄まちあるき研修
CSOサポーターの合宿研修も3回目。
7月29日・30日に武雄で行われた研修は、「まちづくり」と「まちあるき」がテーマ。
自分の住む地域を見直して「まちづくり」を考える。
そのために有効な手段として「まちあるき」をする。
ゆっくりと「まちあるき」をすることで、普段見落としているものが見えて来る。
地元の人間だけでは見落としてしまう点も、「よそ者」と供に「まちあるき」することで気付きがある。
そんな研修でした。
CSOサポーター合宿研修の行われる前の午前中に、武雄市の「武雄まちづくり講演会」は、それぞれ地域がそれぞれに工夫を凝らした取り組みに地域への「愛」感じました。
各発表に対して川北さんが、講評を行われ代表者の方は真剣に聞いていらっしゃいました。
私が特に興味を感じたのは、「地名」に関する取り組みでした。
地名はよく「タイムカプセル」だと言われます。
地名を表す漢字は後付なので、「読み」が重要です。
時代に沿って多少の変化はするものの、その土地の由来を表しています。
しかし、現在合併等で地名そのものが、消える事態が発生しています。
これは地域の歴史を消し去るにも匹敵する行為なのです。
地名の復活は、地域の歴史を語り継ぐための重要な取り組みだと感じました。
29日初日は「中間支援組織・市町担当課ネットワーク会議」。
今回は私たちCSOサポーターの業務も残り20ヶ月となりなりました。
まず、今後の社会が変化していくか、その中で地域はどう動くべきかの川北さん講演がありました。

過去20年と、今後の20年とではまるっきり違う。

人任せではもうやっていけない。
自らが率先した地域づくりに参加していく事が大事だと。

その中でCSOサポーターが、それぞれの地域でどう活動するかを、参加者と共に考えました。

実はこのワークショップは、CSOサポーターの活動に意義を理解して頂くための援護射撃でした。
CSOサポーターだけでは何も出来ません。
地域の人達と協力が是非とも必要なのを、実感するワークでした。

翌日、最初は武雄町のまちづくり推進計画について会長の山口さんより説明を受けました。
何をどうして良いのか分からず、手さぐり状態での出発。
720万円の交付金をどう有効的に活用するか。
そのために取られた手段は、住民の声を聞くことからでした。
ここが重要なようです。
設問は5つ、ズバッとした切り口に本音で語ってもらう努力をされています。
やはり本音では話さなければ、まちづくりは出来ないと感じました。


次は「武雄のまちあるき」です。
私たちCSOサポーターの間では、一つのテーマを決めています。
それは「地域資源の堀り耕し」です。
これは「オンパク」からヒントを得て行っています。
せっかく佐賀県内10カ所のいるのですから、県内全域でそれを行おうとしています。
そうして堀り耕した資源を核に、県内全域を「ゆる~い!」ネットワークで結ぶ魂胆です。
基山町や呼子町で行った「お結びウォーキング」も、その一環だと私は思っています。
里山は人の手が入ってこそ成り立ちます。
これが「手入れ」です。
そうして、生の自然と人の生活圏との緩衝地帯として里山は機能します。
これは狭く厳し自然環境の国土の中で、自然と共存するための日本人の知恵でした。
しかし、現在は里山は荒れ放題、人は生活圏を確保するために無計画に自然を破壊します。
自然と折り合いが付けられなくなり軋轢が生まれています。
武雄の町の方々はそれに気づき「里山」を復興されました。
武雄のまちなみ

その里山の中には色んな神様や、仏様が奉ってあります。
これは多神教民族の日本人独特の宗教観です。
自然界にある全ての物や現象を神と見立て、その全てに感謝と畏怖の念を持っています。
これは素晴らしい事だと思います。
天満宮への参道

天神様をお参りしつつ休憩

旧長崎街道も今は閑静な住宅街と言った面持です。
昔は雨が降れば直ぐにぬかるんでしまう狭い道も、今はアスファルト舗装が成されています。
当日は暑かったのですが、このアスファルト舗装の照り返しで一層暑く感じました。

それでも昔を思い起こさせる物は今でも残っています。
まだ武士が世間を支配していた時代に、敵の侵入を妨げるための鍵状に曲がった道路。
幾つかの古い建物。
維持は大変でしょうが、現代の人の生活と上手く兼ね合いを取り残していきたいですね。
旧長崎街道は表のバイパス道路よりもゆったりとした時間が流れていて、人に「癒し」与えてくれる気がしました。
古い酒屋さんの跡

古い診療所の跡

こちらは産婦人科の跡

お昼は山内町の長助窯で自然体験をしながら昼食。

大きなクヌギの木が印象的でした。


でも一番印象的だったのは、窯元の長井さんです。
人もまた貴重な地域資源です。(笑い)
バームクーヘンは竹に生地をかけて焼きます。

薄く生地をかけ、炭火で焼きます。


すると表面に焦げ目が付きます。

その上にまた生地をかけます。
これを繰り返せば、年輪が出来る寸法です。
最後に竹から切り落とせば完成です。

ピザは全員が自分の分を作ります。
そうして、炭火の上にかけられた鉄製の箱の中で焼く10分で完成。
自分で作ると美味しさも格別ですね。
長井さんは何でも自分の手で作り出します。
最新作は”露天風呂”でした。

自然体験と言えば珍しいものに出会いまいました。
ヤマトタマムシです。
現在は数が減り、貴重な生き物です。

法隆寺の玉虫厨子には5千枚以上のヤマトタマムシの翅が用いられたそうです。
2008年に作られてレプリカには、ヤマトタマムシが入手困難なため、東南アジア、台湾産のタマムシを使われてそうです。
まさに自然を満喫した、ひと時でした。
研修の最後は、昨日作成した予定表のブラッシュアップ。
詰めれば詰める程、目標達成までの時間は僅かだと身につまされて2日間の研修は終了。
次回の合宿までに目標に向かって頑張らねばと、心の中で自分に叱咤激励していました。
今回も最後はヘトヘトの合宿研修でした。
7月29日・30日に武雄で行われた研修は、「まちづくり」と「まちあるき」がテーマ。
自分の住む地域を見直して「まちづくり」を考える。
そのために有効な手段として「まちあるき」をする。
ゆっくりと「まちあるき」をすることで、普段見落としているものが見えて来る。
地元の人間だけでは見落としてしまう点も、「よそ者」と供に「まちあるき」することで気付きがある。
そんな研修でした。
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CSOサポーター合宿研修の行われる前の午前中に、武雄市の「武雄まちづくり講演会」は、それぞれ地域がそれぞれに工夫を凝らした取り組みに地域への「愛」感じました。
各発表に対して川北さんが、講評を行われ代表者の方は真剣に聞いていらっしゃいました。
私が特に興味を感じたのは、「地名」に関する取り組みでした。
地名はよく「タイムカプセル」だと言われます。
地名を表す漢字は後付なので、「読み」が重要です。
時代に沿って多少の変化はするものの、その土地の由来を表しています。
しかし、現在合併等で地名そのものが、消える事態が発生しています。
これは地域の歴史を消し去るにも匹敵する行為なのです。
地名の復活は、地域の歴史を語り継ぐための重要な取り組みだと感じました。
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29日初日は「中間支援組織・市町担当課ネットワーク会議」。
今回は私たちCSOサポーターの業務も残り20ヶ月となりなりました。
まず、今後の社会が変化していくか、その中で地域はどう動くべきかの川北さん講演がありました。

過去20年と、今後の20年とではまるっきり違う。

人任せではもうやっていけない。
自らが率先した地域づくりに参加していく事が大事だと。

その中でCSOサポーターが、それぞれの地域でどう活動するかを、参加者と共に考えました。

実はこのワークショップは、CSOサポーターの活動に意義を理解して頂くための援護射撃でした。
CSOサポーターだけでは何も出来ません。
地域の人達と協力が是非とも必要なのを、実感するワークでした。

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翌日、最初は武雄町のまちづくり推進計画について会長の山口さんより説明を受けました。
何をどうして良いのか分からず、手さぐり状態での出発。
720万円の交付金をどう有効的に活用するか。
そのために取られた手段は、住民の声を聞くことからでした。
ここが重要なようです。
設問は5つ、ズバッとした切り口に本音で語ってもらう努力をされています。
やはり本音では話さなければ、まちづくりは出来ないと感じました。


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次は「武雄のまちあるき」です。
私たちCSOサポーターの間では、一つのテーマを決めています。
それは「地域資源の堀り耕し」です。
これは「オンパク」からヒントを得て行っています。
せっかく佐賀県内10カ所のいるのですから、県内全域でそれを行おうとしています。
そうして堀り耕した資源を核に、県内全域を「ゆる~い!」ネットワークで結ぶ魂胆です。
基山町や呼子町で行った「お結びウォーキング」も、その一環だと私は思っています。
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里山は人の手が入ってこそ成り立ちます。
これが「手入れ」です。
そうして、生の自然と人の生活圏との緩衝地帯として里山は機能します。
これは狭く厳し自然環境の国土の中で、自然と共存するための日本人の知恵でした。
しかし、現在は里山は荒れ放題、人は生活圏を確保するために無計画に自然を破壊します。
自然と折り合いが付けられなくなり軋轢が生まれています。
武雄の町の方々はそれに気づき「里山」を復興されました。
武雄のまちなみ

その里山の中には色んな神様や、仏様が奉ってあります。
これは多神教民族の日本人独特の宗教観です。
自然界にある全ての物や現象を神と見立て、その全てに感謝と畏怖の念を持っています。
これは素晴らしい事だと思います。
天満宮への参道

天神様をお参りしつつ休憩

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旧長崎街道も今は閑静な住宅街と言った面持です。
昔は雨が降れば直ぐにぬかるんでしまう狭い道も、今はアスファルト舗装が成されています。
当日は暑かったのですが、このアスファルト舗装の照り返しで一層暑く感じました。

それでも昔を思い起こさせる物は今でも残っています。
まだ武士が世間を支配していた時代に、敵の侵入を妨げるための鍵状に曲がった道路。
幾つかの古い建物。
維持は大変でしょうが、現代の人の生活と上手く兼ね合いを取り残していきたいですね。
旧長崎街道は表のバイパス道路よりもゆったりとした時間が流れていて、人に「癒し」与えてくれる気がしました。
古い酒屋さんの跡

古い診療所の跡

こちらは産婦人科の跡

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お昼は山内町の長助窯で自然体験をしながら昼食。

大きなクヌギの木が印象的でした。


でも一番印象的だったのは、窯元の長井さんです。
人もまた貴重な地域資源です。(笑い)
バームクーヘンは竹に生地をかけて焼きます。

薄く生地をかけ、炭火で焼きます。


すると表面に焦げ目が付きます。

その上にまた生地をかけます。
これを繰り返せば、年輪が出来る寸法です。
最後に竹から切り落とせば完成です。

ピザは全員が自分の分を作ります。
そうして、炭火の上にかけられた鉄製の箱の中で焼く10分で完成。
自分で作ると美味しさも格別ですね。
長井さんは何でも自分の手で作り出します。
最新作は”露天風呂”でした。

自然体験と言えば珍しいものに出会いまいました。
ヤマトタマムシです。
現在は数が減り、貴重な生き物です。

法隆寺の玉虫厨子には5千枚以上のヤマトタマムシの翅が用いられたそうです。
2008年に作られてレプリカには、ヤマトタマムシが入手困難なため、東南アジア、台湾産のタマムシを使われてそうです。
まさに自然を満喫した、ひと時でした。
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研修の最後は、昨日作成した予定表のブラッシュアップ。
詰めれば詰める程、目標達成までの時間は僅かだと身につまされて2日間の研修は終了。
次回の合宿までに目標に向かって頑張らねばと、心の中で自分に叱咤激励していました。
今回も最後はヘトヘトの合宿研修でした。
※CSOとは:Civil Society Organizations(市民社会組織)の略で、NPO法人、市民活動・ボランティア団体に限らず、婦人会、老人会、PTAといった組織・団体も含めて「CSO」と呼称しています。
平田義信
平田義信
Posted by 流離いのCSO at 21:45│Comments(0)
│CSOサポーター研修
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ちょっとタイムスリップして、時間を戻します!あの日(7/29)、武雄市主催の「武雄市協働まちづくり研修」の講師をされた川北秀人氏。この武雄市主催研修は、参加者にもかなり好評だった...
武雄研修でまちあるき~役割確認と地域耕し【武雄CSOサポーターよもぎ日記】at 2010年08月08日 22:54