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流離いのCSO
平田義信

2009年11月23日

緩やかなネットワーク

 11月15日(日)は鳥栖市の「とす市民活動ネットワーク」へ講演を聴講に行ってきました。
 一般の方を、どうすればボランティアに参加してもらうか、NPOや市民活動の共通の悩みだと思います。
 その問いに大阪ボランティア協会常務理事・事務局長の早瀬昇さんが答えて下さいます。



 早瀬昇さん


 市民活動を一生懸命に続けている方は、強い信念と使命感で活動を続けている場合が多いですね。それは、まだまだ市民活動を取り巻く環境が日本では厳しいからです。
 その結果「疲労と不信の悪循環」がおこります。これは別名「自発性パラドック」と呼称されるそうです。下記の図はそれを表した図です。



 このデス・スパイラルから抜け出すにはどうすればよいか?

 早瀬さんは「明るさ」が大事だと仰います。時には「あきらめる」ことも必要だそうです。
 「あきらめる」と言っても、投げ出す訳ではありません。無理して跳ね返さない、”あるがまま” を受け入れる姿勢が大事だそうです。現実を受け入れつつも、夢は失わない姿勢が創造性をもたらすそうです。

 これを聞いた時に「老子」を思い出しました。行き詰った時はやはり「無為自然」が一番の良策のようです。早瀬さんの悲観主義は「性格」に起因するが、楽観主義は「意志」の力で作り出せると言う言葉に、単なる逃げの姿勢ではないことが表れています。

 その後の内容は先日の北九州での「シーズ・市民活動を支える制度をつくる会」の松原明さんの講演と共通する内容が多くありました。

 多くの人が参加し易い仕組みや、企画が必要だとおっしゃいます。ここで必要になってくるのが「アイデア」と「ユーモア」ですね。そうして多くの人とつながるネットワークが重要だそうです。

 それも強い結び付きだけでは「自発性パラドックス」に陥ってしまいます。強い団結と同時に、緩やかなネットワークも重要なようです。この二つのバランス感覚が大事なのでしょう。

 これって、米国の社会学者マーク・S・グラノヴェターの「弱い紐帯の強み」だったりしますね。

 会場の様子


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 講演の終了後、CSOサポーターのミーティングが行われました。これは先日の研修の際に、ミーティングが取れなかったなめに行われまいた。

 「CSO協働創出事業」、「CSOの情報収集」、「地域づくり全国大会」について各拠点での現状を報告しました。それぞれの拠点に共通する問題、独自の問題がありますが、情報のを共有は新な発想につながり刺激になりますね。



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 CSOサポーター内のミーティングの後は、社会起業家支援委員会(CCC)の代表者のお二人との「社会起業家支援サミット2009in佐賀」についてのミーティングです。
 今回のミーティングでは前回よりも具体的な協議が出来ました。

・開催日:2009年12月20日
・開催場所:佐賀大学の大学会館
・5団体程度の県内の社会課題解決に取り組んでいるNPOに活動発表をお願いする。
・学生などの若い世代を中心に、参加者を募る。
・目標は150名の参加。
・活動発表後、個別のカフェ・ミーティングを行う


 今後は発表をして頂く団体との参加交渉と、より多くの参加者を集める仕事が待っています。CSOサポーターも可能な範囲で協力する事を申し合わせました。これもまた緩やかなネットワークですね。

 このイベントで若い世代が市民活動やボランティアに、もっと興味を持ってくれる事を期待していですね。




 今回ピックアップしたNPO


※CSOとは:Civil Society Organizations(市民社会組織)の略で、NPO法人、市民活動・ボランティア団体に限らず、婦人会、老人会、PTAといった組織・団体も含めて「CSO」と呼称しています。

平田義信
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