2011年05月15日
第5回全国鯨フォーラム
「全国鯨フォーラム」は、捕鯨の理解や文化継承を目指して捕鯨を守る全国自治体連絡協議会が2007年から5ヶ年計画で開催しています。
その最後のフォーラムが唐津市で開催されます。
◎呼子町で「全国鯨フォーラム」、10月開催へ(佐賀新聞:2011年5月12日)
捕鯨の理解や文化継承を目指し、唐津市が誘致した「全国鯨フォーラム」の開催日程が10月28、29日に決まった。メーン会場は、かつて日本屈指の捕鯨地だった同市呼子町。6月までに事業内容をまとめ、同じように捕鯨の歴史を持つ全国の自治体に案内する。
捕鯨文化を継承する地元の住民グループや商工観光関係者ら23団体と県、市でつくる実行委員会の初会合が10日あり、28日に唐津市のふるさと会館アルピノで関係団体の交流会、29日には呼子スポーツセンターで市民参加型のイベントを開くことを決めた。
フォーラムは26自治体で構成する「捕鯨を守る全国自治体連絡協議会」が2007年度から5年計画で毎年開催。これまで宮城県石巻市など各地の捕鯨地で開かれており、本年度が最終年度になる。
事業費は750万円。市が600万円、日本鯨類類研究所(東京都)が150万円を補助する。沖縄県名護市で開かれた昨年度は2日間で約5千人が参加しており、事務局の市水産課は「呼子ならではの企画で捕鯨文化を全国に発信し、観光振興に結びつけたい」と話す。
第1回大会は東北地方太平洋沖地震の被災地の一つ石巻市です。
今回のフォーラムは海に関係深いテーマです。
そうして今回の地震は津波による被害が際立っています。
海は人間に多くの物を与えてくれます。
しかし、時には牙をむきます。
今回の災害ではそのことを忘れ慢心していた事が、被害を大きくした気もします。
つくづく自然に対して感謝の念忘れないと共に、警戒も怠ってはいけないと思い知らされました。
閑話休題
「全国鯨フォーラム」のメイン会場は呼子町です。
その中心地となるのはやはり「鯨組主中尾家屋敷」です。
そうして呼子の捕鯨文化の保全と、古い港町の街並み保存活動を行っている「呼子鯨組」が重要な役割を果たされると思います。
◎捕鯨文化伝える絵はがき完成 史跡や絵図などモチーフ(佐賀新聞:2011年5月9日)
唐津市呼子町の市民グループ「呼子鯨組」(八幡崇経代表)が、町の捕鯨文化を伝える絵はがきを製作した。町内に残る鯨の供養塔などの史跡や絵図などをモチーフにしており、「自然に感謝する日本の心も感じ取ってほしい」と話している。
絵はがきは呼子編と小川島編の2種類。呼子編は4月下旬にオープンした「鯨組主中尾家屋敷」や供養塔、1840(天保11)年刊行の「小川嶋鯨鯢(じまげいげい)合戦」の図案集に残る出漁前の祝宴の絵図などを紹介している。
小川島編は、全長約12メートルの大作絵巻「小児の弄(もてあそび)鯨一件の巻」にある納屋場(鯨の解体・加工場)の図や、県重要有形民俗文化財の山見(見張り所)の写真などで構成。八幡さんは「呼子の歴史を持ち帰ってもらいたい一心で作った」と話す。
いずれも5枚組で計約2千セットを作製。中尾家屋敷のオープン記念品として観光客らに配布した。呼子鯨組は1セット500円で販売する予定で、取扱店を募集している。問い合わせは八幡さん、電話090(6614)0427へ。
「呼子鯨組」以外にも、開催に向けてフォーラムを盛り上げる動きも出てきています。
この公演は東北地方太平洋沖地震の復興支援が大きな目的でもあります。
その最後のフォーラムが唐津市で開催されます。
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◎呼子町で「全国鯨フォーラム」、10月開催へ(佐賀新聞:2011年5月12日)
捕鯨の理解や文化継承を目指し、唐津市が誘致した「全国鯨フォーラム」の開催日程が10月28、29日に決まった。メーン会場は、かつて日本屈指の捕鯨地だった同市呼子町。6月までに事業内容をまとめ、同じように捕鯨の歴史を持つ全国の自治体に案内する。
捕鯨文化を継承する地元の住民グループや商工観光関係者ら23団体と県、市でつくる実行委員会の初会合が10日あり、28日に唐津市のふるさと会館アルピノで関係団体の交流会、29日には呼子スポーツセンターで市民参加型のイベントを開くことを決めた。
フォーラムは26自治体で構成する「捕鯨を守る全国自治体連絡協議会」が2007年度から5年計画で毎年開催。これまで宮城県石巻市など各地の捕鯨地で開かれており、本年度が最終年度になる。
事業費は750万円。市が600万円、日本鯨類類研究所(東京都)が150万円を補助する。沖縄県名護市で開かれた昨年度は2日間で約5千人が参加しており、事務局の市水産課は「呼子ならではの企画で捕鯨文化を全国に発信し、観光振興に結びつけたい」と話す。
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第1回大会は東北地方太平洋沖地震の被災地の一つ石巻市です。
◎第1回(2007年):宮城県石巻市
◎第2回(2008年):長崎県南松浦郡新上五島町
◎第3回(2009年):北海道釧路市
◎第4回(2010年):沖縄県名護市
◎第5回(2011年):佐賀県唐津市
今回のフォーラムは海に関係深いテーマです。
そうして今回の地震は津波による被害が際立っています。
海は人間に多くの物を与えてくれます。
しかし、時には牙をむきます。
今回の災害ではそのことを忘れ慢心していた事が、被害を大きくした気もします。
つくづく自然に対して感謝の念忘れないと共に、警戒も怠ってはいけないと思い知らされました。
閑話休題
「全国鯨フォーラム」のメイン会場は呼子町です。
その中心地となるのはやはり「鯨組主中尾家屋敷」です。
そうして呼子の捕鯨文化の保全と、古い港町の街並み保存活動を行っている「呼子鯨組」が重要な役割を果たされると思います。
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◎捕鯨文化伝える絵はがき完成 史跡や絵図などモチーフ(佐賀新聞:2011年5月9日)
唐津市呼子町の市民グループ「呼子鯨組」(八幡崇経代表)が、町の捕鯨文化を伝える絵はがきを製作した。町内に残る鯨の供養塔などの史跡や絵図などをモチーフにしており、「自然に感謝する日本の心も感じ取ってほしい」と話している。
絵はがきは呼子編と小川島編の2種類。呼子編は4月下旬にオープンした「鯨組主中尾家屋敷」や供養塔、1840(天保11)年刊行の「小川嶋鯨鯢(じまげいげい)合戦」の図案集に残る出漁前の祝宴の絵図などを紹介している。
小川島編は、全長約12メートルの大作絵巻「小児の弄(もてあそび)鯨一件の巻」にある納屋場(鯨の解体・加工場)の図や、県重要有形民俗文化財の山見(見張り所)の写真などで構成。八幡さんは「呼子の歴史を持ち帰ってもらいたい一心で作った」と話す。
いずれも5枚組で計約2千セットを作製。中尾家屋敷のオープン記念品として観光客らに配布した。呼子鯨組は1セット500円で販売する予定で、取扱店を募集している。問い合わせは八幡さん、電話090(6614)0427へ。
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「呼子鯨組」以外にも、開催に向けてフォーラムを盛り上げる動きも出てきています。
この公演は東北地方太平洋沖地震の復興支援が大きな目的でもあります。
唐津市民劇・第1回旗揚げ公演
『夢くじら』
公演日:平成23年6月25日・26日
開 場:13:30
開 演:14:00
開 場:唐津市民会館(唐津市西城内6番33号 TEL0955-72-8278)
料 金:前売2,000円・当日2,500円(全席自由)
チケット取り扱いプレイガイド:唐津市民会館・松浦文化連盟・唐津市老人クラブ連合会・佐賀市TOJIN茶屋 1F(佐賀市唐人2丁目5-12 1F)
主 催:NPO法人 唐津市民劇
共 催:財団法人 唐津文化振興財団
後 援:唐津市・唐津市教育委員会・松浦文化連盟・呼子文化連盟・唐津市老人クラブ連合会
協 力:呼子鯨組・小川島子供鯨骨切り唄保存会・佐賀県演劇連盟
お問合せ:080-6458-4351
※CSOとは:Civil Society Organizations(市民社会組織)の略で、NPO法人、市民活動・ボランティア団体に限らず、婦人会、老人会、PTAといった組織・団体も含めて「CSO」と呼称しています。
平田義信
平田義信
Posted by 流離いのCSO at 16:02│Comments(0)
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